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今夜の番組チェック

脇谷 亮太

セカンド候補、スピード型

右投左打
柳ヶ浦高〜日本文理大〜NTT西日本 巨人06ドラフト(大・社)5巡〜
年度 球団 試合 打数 安打 二塁打 三塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 犠打 犠飛 四球 死球 三振 打率
06 巨人 60 215 58 7 2 1 72 11 4 1 0 8 2 42 .270
07 巨人 91 177 50 6 5 1 69 14 8 3 0 5 3 30 .282
通算 2年 151 392 108 13 7 2 141 25 12 4 0 13 5 72 .276

ルーキーイヤーの06年、後半の活躍で即戦力となった内野手。セカンドのレギュラー候補。
ドラフトは5巡指名で名前の通った存在ではなく、当初は注目度も低かった。開幕一軍はならなかったが、二軍で好調。故障の小久保に替わって6月に一軍昇格すると、早速スタメン出場で2安打。その後一度二軍に戻ったが、オールスター明けに再昇格。打撃不振の仁志・小坂に取って代わり、二塁スタメンで起用されるようになった。そしてその8月に3割中盤の好成績を残し、注目度も大幅アップ。後半は完全にレギュラーとなり、1番候補に浮上。
パワーはないが打撃はなかなか実戦的で、ミート力は充分一軍レベル。脇役タイプではあるが、1年目にすっとチャンスを掴んだ辺りに運の強さも感じる。脚力でも期待される存在。
昨年は出場試合は増えたが打席機会は減少。ゴンザレスが故障でも木村が数多く使われた。しかし成績のほうは伸ばして、多少波はあったものの打率向上、盗塁数倍増。チームトップの三塁打5本を放った。残留でもゴンザレスは故障がちであり、今季はレギュラー獲得のチャンス充分。守備面の向上と同時に、苦手の左投手を克服したい。

和田 一浩

中軸打者、チームリーダー型

右投右打 ベストナイン(02〜06)、首位打者(05)、最多安打(05)
県岐阜商高〜東北福祉大〜神戸製鋼 西武97ドラフト4位〜07、中日08〜
年度 球団 試合 打数 安打 二塁打 三塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 犠打 犠飛 四球 死球 三振 打率
05 西武 129 475 153 32 3 27 272 69 3 0 5 60 2 66 .322
06 西武 131 484 144 34 2 19 239 95 3 0 4 78 0 84 .298
07 西武 138 501 158 23 1 18 237 49 7 0 2 42 3 65 .315
通算 11年 958 3257 1032 191 17 177 1788 543 52 11 27 389 14 457 .317

西武野手陣のチームリーダー。バランスの取れたスラッガーとして外国人とともにクリーンアップを形成する主砲。プロ入りが遅かったこともあるが、飛躍は30歳を過ぎてからの遅咲き選手。
社会人から入団した当初は捕手。当時は引退間近の伊東に代わる存在として期待されていたが、捕手としてはいまいち力不足で突き抜けなかった。3番手から4番手の位置から抜け出せず、伊東を脅かすまでには至らなかった。
正捕手候補としては失格だったが、その代わり打撃の評価が急上昇。2年目に3ホーマーを放ったパンチ力は、当時打力不足に泣かされていたチームにとっては魅力的な存在で、徐々にポジションは外野にシフト。00年に3割を放ち、01年はさらに出番が増えて16ホーマー。これで正式に外野転向となると、翌年は一気に5番定着。3割30ホーマーと大飛躍を遂げ、完全に中軸打者に成長した。和田の5番定着でカブレラとの勝負を避けられない場面も増え、打線に与えた影響は計り知れない。投高打低と言われ続けたチームを変えた選手といっても過言ではない。左投手に苦しんでいたチームが変身する要因ともなった。
左足を大きく開いたオープンスタンスで、一見するとややアッパー気味の大振りにも映る。しかしボールを捉える能力は非常に高く、三振もかなり少ない。ボールの下側をスライス気味にカットする独特のスイングで、右方向への打球が伸びるのが特徴。内角も呼び込んで打ち、引っ張って良し、流して良しと穴がほとんどない。揺さぶられても対応できる柔軟性の持ち主でもある。
初めての日本シリーズで不振に陥る「パターン」にはまってしまったが、翌年には引きずらず高打率をマーク。三振を大幅に減らして四死球を増加させる理想的な進歩で、打者としてさらに一回り成長した。05年は30ホーマーに届かずも、後半3割7分という追い込みで見事首位打者に輝いた。WBC代表にも選出。
不動の5番として安定戦力で、06年は自己最多の96打点。ただ6,7月に落ち込むなど打率が伸びず、ホームランも5年ぶりに20本未満。若干ムラの多く、5年連続3割はならず。そして昨年は5度目の3割こそマークしたものの、印象のあまり良くないシーズンとなった。その原因は信じられないほどの打点の少なさ。シーズン打点49はチーム4位にとどまり、シーズン終盤までは8番の細川よりも少ない状態。併殺が非常に目立ち、5番としてはあまりに頼りない姿だった。
シーズン後FA宣言し、今季は中日に移籍することに。もちろん通算打率3割以上の強打者として期待される存在だが、今季でもう36歳、近年を見ても明らかにパワーは落ちており、昨年のような状態だと不満も大きい。初のセ・リーグでどうなるか、ここ2年の交流戦成績が平凡なのも気になるところだが…。

渡辺 直人

即戦力ショート、実戦型

右投右打
牛久高〜城西大〜三菱ふそう川崎 楽天07ドラフト(大・社)5巡〜
年度 球団 試合 打数 安打 二塁打 三塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 犠打 犠飛 四球 死球 三振 打率
07 楽天 119 410 110 17 1 2 135 26 25 16 2 32 12 43 .268
通算 1年

入団即レギュラーショートとなった内野手。流動的だったポジションにいきなり定着を果たした。
社会人からすでに中堅の年齢でプロ入り。アマチュア時代から守備力は高く評価されていた。開幕一軍入りはならなかったが、4月中旬に昇格。すると安定感ある守備もさることながら、予想以上に実戦的な打撃を見せ、あっという間にショートレギュラーに。途中からは1番に座るようになり、規定打席到達でチームトップの25盗塁を記録。見事に即戦力となった。
小柄な選手でパワーには欠けるが、バットを短く持ちミートに徹した打撃が特徴。いかにも社会人歴の長い実戦派という印象。守備も含めてソツがないプレースタイルが持ち味。また盗塁数はもちろん、成功率8割以上の脚力も期待以上のものだった。
日程が進むにつれ打率が落ちたのはさすがに1年目か。右狙いの打撃は左投手に強さを見せるが右投手には少し差し込まれ気味。とはいえチームの課題であった「1番」「ショート」を一人で解決してしまった貢献度は非常に高い。今季は開幕から不動の1番を期待。

渡辺 正人

伸び悩み、守備上位型

右投右打
上宮高 ロッテ98ドラフト1位〜
年度 球団 試合 打数 安打 二塁打 三塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 犠打 犠飛 四球 死球 三振 打率
05 ロッテ 20 13 3 2 0 0 5 4 0 0 0 1 0 3 .231
06 ロッテ 68 72 14 1 1 0 17 2 0 3 0 3 2 23 .194
07 ロッテ 34 52 9 2 0 0 11 3 0 2 0 4 1 16 .173
通算 10年 396 527 110 20 6 9 169 58 4 38 2 33 5 161 .209

ドラフト1位で入団の内野手。将来のショートレギュラーとして期待されたが、打撃が弱くなかなか突き抜けられずにいる。
最初の3年間は下積みで過ごし、01年から一軍出場。すでに守備力には一定の評価を得ており、翌年小坂の故障で出番激増。小坂復帰後も一軍に定着し、一気に100試合以上出場。もっぱら守備要員として活躍した。この辺りまでは非常に順調で、翌年もベテランの堀、守備に不安の外国人の守備固めとして数多く出場。
ただ期待された打撃がかなり弱い。本来は大きいのも打てる打者で、03年は7ホーマーも記録。だが確実性が全くなく、三振もあまりにも多すぎて、低打率に喘いであと一歩がなかなか越えられない。そうこうしているうちに西岡と今江が一軍で急台頭。後続の二人に完全に遅れを取ってしまい、存在が一気にかすんでしまった。
04,05年と出番を減らしてややジリ貧に。06年は小坂が移籍し守備要員として久々に出場を増やしたが、打率はまた1割台。先発しても8,9番が定位置だった。昨年はまた一歩後退で出場数半減。相変わらず1割台の貧打で塀内、根元といったところにも追い抜かれてしまった。
すでに入団から10年経過で、いつまでも可能性の状態でもいられない。生き残りのためにはこの辺で完全なモデルチェンジも必要かもしれない。いつまでも三振の多い粗っぽい選手では先が見えない。もうギリギリの立場。

度会 博文

内外野兼用、代打屋型

右投右打
八千代松蔭高〜中央学院大 ヤクルト94ドラフト3位〜
年度 球団 試合 打数 安打 二塁打 三塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 犠打 犠飛 四球 死球 三振 打率
05 ヤクルト 45 60 7 1 0 0 8 0 0 3 0 1 0 10 .117
06 ヤクルト 27 28 10 2 0 0 12 3 0 1 0 2 0 4 .357
07 ヤクルト 68 88 18 4 0 0 22 8 0 6 1 0 0 16 .205
通算 14年 524 704 173 34 1 9 236 61 2 30 3 30 2 118 .246

ヤクルトの代打の切り札的存在。パンチ力のある打撃が特徴で、速い球を得意にしている。タイプとしては中距離打者。
大学から入団も最初の4年間は一軍実績なし。粗さが先に立ってなかなか上に食い込めなかった。しかし5年目の98年にいきなり準レギュラー級の活躍を見せて台頭。稲葉低迷の隙を突いた形で、左の副島と競い合うような格好だった。だが変化球打ちに難があり、レギュラーを奪うにはスケール不足だった。もう一つ食い足りない感じで以降は控えに定着。
あまりパッとしない状態で立場も危うかったが、30歳を越えた03,04年は3割前後の成功率で代打の一番手に定着。左投手に強みを見せ、それなりに存在感を見せるようになってきた。
これで地位を固めたかと思われたが、05年は一転して大不振。1割をやっと越える打率で全くいいところがなかった。そのためか06年は前半ずっと二軍暮らし。存在感が薄くなりかけていた。しかし8月に昇格すると、以降代打で3割の好成績。左に強いところを再びアピールした。この流れから昨年は久々に出場機会増加。真中に次ぐ代打回数で、「右の切り札」として起用された。
とりあえずジリ貧は止まったが、しかし昨年は成功率が低く「切り札」というには厳しい結果。何より左投手に1割台では貢献度は低い。左の真中が大活躍だっただけに、対になるべき度会の低調は目立ってしまった。今季でもう36歳、状況次第では今季限りという可能性も高い。ずっと代打屋で過ごしてきた経験を活かして、左殺しの技術を見せて生き残りたいところ。