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ユウキ (田中 祐貴)

故障多発、再々浮上型

右投右打
杜若高 近鉄98ドラフト5位〜01、オリックス02〜
年度 球団 試合 完投 勝利 敗戦 セーブ 投球回 被安打 被本塁 奪三振 四球 死球 暴投 自責点 防御率
05 オリックス 8 0 0 3 0 27 1/3 27 3 20 15 3 3 17 5.60
06 オリックス 34 0 5 2 1 53 1/3 47 6 44 28 0 0 22 3.71
07 オリックス 16 0 4 4 0 80 2/3 86 8 67 21 1 0 34 3.79
通算 10年 99 4 23 16 1 361 356 34 289 164 11 11 153 3.81

02年後半に彗星のごとく現れた右腕。8月中旬に初勝利を挙げると、わずか2ヶ月の間に7勝をマーク。瞬く間にエース候補に上りつめたが、故障多発でなかなか本領を発揮できない。
近鉄入団時は全く無名の存在だったが、2年目の99年に5勝を挙げて台頭。このときも後半はローテーションの一角を占め、期待の若手として脚光を浴びた。しかし翌年は2勝に終わり、さらに故障。01年は一軍登板なしに終わり、ちょっと忘れられた存在になりかけていた。
FA移籍の加藤伸一の人的補償に指名されたときも、故障明けということもあり即戦力という期待ではなかった。しかし後半に入って上記の活躍。内容も圧巻で、3完投中2回が完封、防御率1点台と、当時主力の金田・具が離脱していたこともあり、この期間は完全に中心投手となっていた。
近鉄当時はバランスは取れているものの球速はそこそこで、さほど特徴のあるタイプではなかった。しかしブランク明けの印象は一変、球速は150km近くまでパワーアップし、元来のまとまりの良さとあいまって完成度の高さを感じさせた。
しかしあまりにも故障が多すぎる。03年は先発の軸として二桁勝利も期待されたが、ここでまたも故障。しかもそれが長引き、丸2年一軍登板なしに終わってしまった。05年3年ぶりに一軍登板も、腰痛再発でまた離脱。出てきたかと思うと故障でいなくなる繰り返しがずっと続いている。
それでも06年は後半リリーフ要員で復活。34試合中29試合が7月以降の登板で、様々な場面でフル回転。7月だけで4勝を挙げ、8月にはプロ初セーブも記録した。存在感が薄くなりかけたところで再浮上。昨年は主に先発、4勝とパッとしない成績ではあったが、まともな状態が2年続いたのはこれが初めて。
しかしどうしても故障禍からは抜け出せないのか…今春季キャンプ打ち上げ目前に至ってまたも故障発生。右肩手術で開幕絶望、シーズン中に復帰できるかどうかという事態となった。この投手は投げられる状態か否かが最大の課題と言わざるをえない。ともかく今季は治療に充て、何度目かの復活を目指す。