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本柳 和也

力投右腕、両刀型

右投右打
春日部共栄高〜城西大〜日本通運 オリックス02ドラフト9巡〜
年度 球団 試合 完投 勝利 敗戦 セーブ 投球回 被安打 被本塁 奪三振 四球 死球 暴投 自責点 防御率
05 オリックス 12 0 0 1 1 25 2/3 20 3 14 2 0 0 4 1.40
06 オリックス 25 0 3 2 0 75 2/3 69 11 47 18 2 1 31 3.69
07 オリックス 49 0 3 2 1 61 2/3 55 5 55 12 2 3 22 3.21
通算 6年 159 4 17 19 2 419 1/3 457 56 293 91 20 10 208 4.46

投手陣壊滅状態だった03に浮上してきた右腕。思い切りのいい腕の振りが特徴的な力投派。
社会人出身だがドラフトでは9巡と非常に下位での入団。1年目はほとんど一軍で出番がなかったが、ファームでは力のあるところを見せていた。2年目も初めから一軍にいたわけではなかったが、投壊が深刻化した6月頃から急台頭。リリーフで度胸の良いピッチングを披露し、一気に信頼を掴んだ。加藤以外の他の投手がみな一様に滅多打ちを食らったため、必然出番がやたらに増え、29失点のダイエー戦では5番手で6回105球を投げる事態。防御率4点台は明らかに酷使の結果で、印象は数字よりはるかに良かった。
この活躍から翌年は開幕からローテーション入り。しかし長いイニングを押し切るにはややスタミナ不足で、気合が空回りになる場面も多かった。勝ったり負けたりと波に乗れず、リーグワーストの11敗。05年は故障に泣かされ、登板はほぼ夏場以降。それでも終盤先発で好投するなど貢献したが、最後にまた肩を痛めてリタイア。
これまではかなり腕の位置が低かったが、オーバースローに変更。ずば抜けた速さがあるわけではないが、躍動感あるフォームからグイグイ攻め込む気の強い投球が持ち味。どちらかといえば短期集中のリリーフ向きだが、ある程度長いイニングもこなせ先発も可能。
ちょっと物足りないシーズンも続いていたが、06年は便利屋的存在として活躍し3勝を挙げた。そして昨年はプロ入り後初めてリリーフに専念。自己最多の登板数でチームトップのホールドを記録した。右のリリーフの中心的存在に。
懐を抉れる右打者には強いが、左打者には攻め手に欠け弱い。この辺りは投球パターンからやむをえないところか。昨年失点の半分以上が楽天戦で、7試合中6試合に失点とカモにされた。それ以外は防御率1点台と大安定だっただけに惜しかった。

森 跳二

一芸、発展途上型

右投右打
生駒高〜関西外語大 広島05ドラフト3巡〜
年度 球団 試合 完投 勝利 敗戦 セーブ 投球回 被安打 被本塁 奪三振 四球 死球 暴投 自責点 防御率
05 広島 15 0 0 2 0 21 1/3 24 3 18 9 1 3 13 5.48
06 広島 - - - - - - - - - - - - - -
07 広島 4 0 0 1 0 3 2/3 5 1 4 1 0 1 2 4.91
通算 3年 19 0 0 3 0 25 29 4 22 10 1 4 15 5.40

05年の新人投手。阪神大学リーグで30勝をマークした右腕で、野球では無名の関西外大から初のプロ入り。
所属リーグのレベルもあって、即戦力候補であっても完成度はもうひとつ。1年目は5月末に先発で初登板。5回1失点の好投でその後リリーフで投げたが、徐々に捉まるように。一度二軍落ちのあと復帰したが、内容は回復せず一軍定着はならなかった。
横滑りするスライダーが最大の武器だが、それ以外がもうひとつ。1年目被安打の7割以上が左打者から、奪三振の9割が右打者からという点にも傾向がはっきり出ている。右打者は1割そこそこと圧倒的に抑えたが、左打者には5割超と攻め手なし。
06年は一軍登録なく、二軍で30試合登板。成績は可もなく不可もなくといったところだが、リリーフとしては四球が少し多すぎか。昨年も大半を二軍で過ごし、終盤にやっと4試合投げただけ。その内容も今ひとつパッとせず、上昇の足がかりには遠い結果だった。
成長期待でもこれではちょっともたつきすぎか。停滞したままでは年々状況が厳しくなってくる。この辺ではっきりした結果を出さないと。