[PR]テレビ番組表
今夜の番組チェック

クリストファー・ニコースキー

リリーフ左腕、不安定型

左投左打
ソフトバンク07〜
年度 球団 試合 完投 勝利 敗戦 セーブ 投球回 被安打 被本塁 奪三振 四球 死球 暴投 自責点 防御率
07 ソフトバンク 46 0 1 1 0 34 25 1 24 21 8 1 12 3.18
通算 1年

リリーフ専門の外国人左腕投手。メジャーでは8球団を渡り歩き通算336試合登板の実績を持つ。AP通信へ日本野球に関するコラムを寄稿するという話題にも。
スピードもそこそこあり、スライダーの切れもまずまず。シーズン序盤は11試合で自責1となかなかの好投を見せた。だが5月以降投球内容が悪くなり、信頼低下。特に夏場に入ってはっきり状態が悪くなり、かなり不安定な状態に。
タイプとしてはグーリン獲得時のかつての要求「阪神ウィリアムスのような投手」に合致しているのだが、いいときと悪いときの落差が激しく、中間の状態がないのが困りもの。いいときは非常に切れがよく相手を寄せ付けない投球をするが、悪いときは四球が多く自滅気味。リリーフとしてこの不安定さは致命的で、投げてみなければわからないというのでは重要な場面では使いにくい。走者を置くとはっきり投げ急ぎが出るのもマイナス。
対左打者を1割台前半に抑えたように、ボール自体はなかなかのレベル。この面では合格だが自滅癖は怖い。後半の状態からは微妙な印象だったが今季も残留。精神面のコントロールが肝になりそう。

西口 文也

細腕エース、安定型

右投右打 MVP(97)、沢村賞(97)、最多勝(97,98)、最優秀勝率(97)、最多奪三振(97,98)、ベストナイン(97,98)、ゴールデングラブ(97,98,02)
県和歌山商高〜立正大 西武95ドラフト3位〜
年度 球団 試合 完投 勝利 敗戦 セーブ 投球回 被安打 被本塁 奪三振 四球 死球 暴投 自責点 防御率
05 西武 25 3 17 5 0 172 157 13 137 34 9 5 53 2.77
06 西武 26 2 9 9 0 177 1/3 175 22 154 65 9 0 70 3.55
07 西武 25 0 9 11 0 153 2/3 149 18 103 44 6 2 73 4.28
通算 13年 326 52 151 94 6 2013 1/3 1824 235 1717 705 59 32 800 3.58

パ・リーグ現役トップの通算勝利を誇るエース右腕。長年大黒柱として活躍し、数々のタイトルを獲得してきた。入団から11年連続勝ち越しと貯金をつくってきた投手。
1年目はわずか9試合登板も2勝。2年目の96年に先発に抜擢されると、16勝を挙げ一気に主戦投手となった。ここから02年まで7年連続二桁勝利。松坂入団以降ちょっと印象が薄くなったが、それでも西武投手陣を象徴する大きな存在。
体全体をダイナミックに使うフォームで、最大の武器は鋭く大きく曲がるスライダー。このボールの制球が良く、右打者のアウトコースからボールゾーンへ逃げていく、カットすることも難しい球。また痩身ながらスタミナも充分で、96年はリーグトップの13完投。98〜00年は3年連続リーグトップの完封をマーク。奪三振トップも2回。
松坂が入団した99年からやや不安定な面が出始め、防御率が年々悪化。02年15勝で面目躍如も、03年は故障に苦しみ自身初の防御率6点台、勝ち星も一桁と低迷した。しかし04年は前半だけで8勝の活躍で二桁勝利復帰。さらに翌05年は自身最高といえるシーズンになった。交流戦で6勝を稼ぎ、7月には早くも10勝到達。タイトルには届かなかったが、自己最多の17勝を挙げる圧巻の投球を見せた。規定投球回に達しての防御率2点台は意外にもこれが初めて。
05年成績以上に話題となったのが、2度も逃してしまった大記録。巨人戦でノーヒットノーランをあと一人で逃し(これが自身2度目)、さらに8月末の楽天戦では9回をパーフェクトに抑えるも味方の援護なく、延長でヒットを打たれて大記録を逃してしまった。なんとも不運に思えるが、しかし忘れてはならないのはいずれの試合もしっかりと勝っていること。この辺りはさすがと言う他ない。
しかしこれをピークに、ここ2年は不本意な成績が続いている。06年は手痛い被弾が多く、勝ち星がなかなか伸びなかった。10勝に一歩届かず、負け越しこそしなかったものの自身初の勝ち負けイーブン。そして松坂が抜け責任の重くなった昨年は4月末で5勝を挙げる猛ダッシュ。ところがここから4連敗と躓き、以降も安定感が戻らず。オールスター後は2勝しかできず、2年続けて9勝止まり。それ以上に13年目にして初めて負け越しを喫してしまった。防御率もさらに落ちて4点台。
涌井が大活躍する陰で非常に存在感の薄いシーズンになってしまった。こうなってくるとさすがに衰えも懸念される。今季で36歳、ジリ貧が続くようだと厳しい。どちらかといえば力で抑えていた投手だけに、ここで踏ん張れるかどうかが注目される。

西村 健太朗

若手右腕、発展途上型

右投右打
広陵高 巨人04ドラフト2巡〜
年度 球団 試合 完投 勝利 敗戦 セーブ 投球回 被安打 被本塁 奪三振 四球 死球 暴投 自責点 防御率
05 巨人 12 0 2 4 0 39 1/3 54 5 23 13 1 2 25 5.72
06 巨人 31 0 5 7 0 117 1/3 113 14 83 40 6 2 46 3.53
07 巨人 57 0 1 0 1 66 68 5 28 24 6 2 32 4.36
通算 4年 103 0 8 11 0 226 1/3 248 26 137 82 13 7 112 4.45

高校時代、センバツ優勝投手となった右腕。将来のチームを支える候補として期待は大きい。
時間をかけて育成かと思われたが、抜擢は予想以上に早く、1年目7月には早くも先発を経験。2年目は夏場以降に昇格し7度の先発、2勝を挙げた。そして06年は開幕二軍スタートも4月末に昇格。しばらくはリリーフだったが、チームが不振に陥る中徐々に先発機会も増え、14回の先発を含む31試合に登板。一気に登板数が増え、3年目にして一軍定着を果たした。
均整の取れた本格派で、スピードは150kmを越え、チーム内でも一、二を争う。若いながら球種も豊富。ただ空振りを奪う球質ではなく、やや決め手不足の面も。
昨年は開幕からリリーフにほぼ専念。特に後半は飛躍的に登板数が増え、8月リーグタイ記録となる月間17試合登板。通年でもチームトップの登板数となった。一気に重要な場面での起用が増えたが、終盤は疲れたかちょっと打たれる場面が増え、7月の乱調も響いて通年では4点台の防御率に終わった。
奪三振率が低いのはともかく、四死球が多い、左打者に弱いなど課題はまだ多い。特に気になるのがホームとそれ以外で極端に成績が違ったこと。偶然かもしれないが、東京ドーム以外では31試合で26失点、6点近い防御率とあまりに悪すぎた。抑え志向もあるようだが、この内弁慶では問題が多い。着実に前進はしているので、今季はもっと安定感を見せたい。