[PR]テレビ番組表
今夜の番組チェック
た
太陽 (藤田太陽)
ドラ1右腕、伸び悩み型
|
右投右打 |
|
| 新屋高〜川崎製鉄千葉 |
阪神01ドラフト1位〜 |
| 年度 |
球団 |
試合 |
完投 |
勝利 |
敗戦 |
セーブ |
投球回 |
被安打 |
被本塁 |
奪三振 |
四球 |
死球 |
暴投 |
自責点 |
防御率 |
| 05 |
阪神 |
4 |
0 |
1 |
1 |
0 |
12 |
16 |
4 |
4 |
3 |
0 |
0 |
8 |
6.00 |
| 06 |
阪神 |
11 |
0 |
1 |
0 |
0 |
18 2/3 |
23 |
2 |
19 |
2 |
1 |
2 |
7 |
3.38 |
| 07 |
阪神 |
3 |
0 |
0 |
0 |
0 |
6 |
9 |
0 |
7 |
0 |
0 |
0 |
2 |
3.00 |
| 通算 |
7年 |
38 |
1 |
5 |
9 |
0 |
124 2/3 |
135 |
20 |
92 |
44 |
5 |
6 |
60 |
4.33 |
なかなか台頭できずにいるかつてのドラフト1位投手。フォームの試行錯誤や故障もあって、ここまで期待に応えられていない。
社会人屈指の好投手としてドラフト前に注目され争奪戦が繰り広げられた。最終的に阪神を逆指名してプロ入り。当然即戦力の期待がかかったが、1年目からフォーム改造と肘の故障に苦しみ、わずか3試合の登板のみ。2年目に2勝を挙げ台頭のきっかけを掴んだかと思わせたが、翌年またも肘を痛め、手術のため04年はリハビリに。故障明けの05年開幕5戦目に先発勝利を挙げたが、後が続かずシーズンのほとんどを二軍暮らし。なかなか一軍に定着できない。
どっしりした体型の本格派で、スピードはまずまず。ただ再三のリタイアで、ずいぶん期待値も下がってしまった。06年は11試合に投げたが、唯一の勝利もリリーフで2失点後味方が逆転した幸運なもの。数字ほど印象は良くなく、結果を残したとは言い難い内容だった。昨年はまたわずか3試合の登板ですっかり忘れられた存在に。
二軍では好成績で昨年もチーム勝ち頭の6勝。しかしそこに落ち着いてしまった印象もあり、もうそれが評価される年齢とも言えない。ドラフト1位といえども今季は崖っぷち。
高井 雄平
快速球左腕、暴れ球型
|
左投左打 |
|
| 東北高 |
ヤクルト03ドラフト1巡〜 |
| 年度 |
球団 |
試合 |
完投 |
勝利 |
敗戦 |
セーブ |
投球回 |
被安打 |
被本塁 |
奪三振 |
四球 |
死球 |
暴投 |
自責点 |
防御率 |
| 05 |
ヤクルト |
18 |
1 |
4 |
4 |
0 |
73 2/3 |
70 |
7 |
74 |
42 |
2 |
8 |
37 |
4.52 |
| 06 |
ヤクルト |
36 |
0 |
2 |
1 |
0 |
27 2/3 |
29 |
3 |
27 |
21 |
4 |
8 |
20 |
6.51 |
| 07 |
ヤクルト |
52 |
0 |
3 |
6 |
1 |
43 1/3 |
39 |
3 |
30 |
24 |
0 |
3 |
25 |
5.19 |
| 通算 |
5年 |
142 |
1 |
18 |
19 |
0 |
295 2/3 |
285 |
34 |
265 |
172 |
16 |
39 |
163 |
4.96 |
「松坂世代」の大学生で沸き返った03年のドラフト候補の中で、高校生としては最も注目された選手。投げて150km、打者としてもクリーンアップ級の素質と謳われた逸材。並外れた才能は下級生の頃から評判で、複数球団が獲得に動き堂々のドラフト1位。
公称174cmと投手としてはかなり小柄だが、持てる素質は体格を超越している。03年は高卒1年目ながら先発で5勝。技術的には未熟な面も強く不安定だったが、それ以上に光り輝くものを多く見せ付けた。2年目の04年は前半二軍暮らしで登板数は減ったが、終盤は先発で安定感を見せ4勝を挙げた。
ここまではまずまず順調だったのだが、これ以降伸び悩み。05年は序盤ローテーション入りも6月に脱落。球は速いがノーコンと典型的なパターンで、これが一向に収まってこない。暴投が非常に多く、これだけの登板数で1年目はリーグワースト。当然四球も多く、出入りの激しい投球ですっかり信用を落としてしまった。
ここ2年はリリーフが中心となり、昨年は50試合以上登板。左腕リリーフがいないというチーム事情から数多く起用された。ただ内容としては合格点には届かず、06年は6点台、昨年も5点台と失点がかさんだ。ショートリリーフ中心で6敗は負けすぎで、依然伸び悩みの印象が強い。
ずっと多かった暴投が昨年は減ったが、四球はまだ多め。リリーフとして見ても対左の成績が良くなく、これでは厳しい。ボールの威力は一級品でも暴れ球の投手で、リリーフ適性には少々疑問も。そろそろ一皮むけて欲しいところなのだが。すでに年下の選手が「即戦力」として入団してくる年齢になり、いつまでも若手とは言っていられない。
高木 晃次
変則左腕、晩成型
|
左投左打 |
|
| 横芝敬愛高 |
阪急・オリックス87ドラフト1位〜93、ダイエー94〜97、ヤクルト98〜01、ロッテ02〜 |
| 年度 |
球団 |
試合 |
完投 |
勝利 |
敗戦 |
セーブ |
投球回 |
被安打 |
被本塁 |
奪三振 |
四球 |
死球 |
暴投 |
自責点 |
防御率 |
| 05 |
ロッテ |
20 |
0 |
1 |
0 |
0 |
25 1/3 |
21 |
1 |
14 |
6 |
1 |
0 |
9 |
3.20 |
| 06 |
ロッテ |
33 |
0 |
2 |
0 |
0 |
33 2/3 |
39 |
2 |
25 |
15 |
0 |
0 |
21 |
5.61 |
| 07 |
ロッテ |
43 |
0 |
1 |
0 |
0 |
35 2/3 |
40 |
4 |
20 |
12 |
4 |
0 |
15 |
3.79 |
| 通算 |
21年 |
298 |
6 |
29 |
36 |
2 |
625 |
700 |
68 |
350 |
248 |
28 |
16 |
334 |
4.81 |
変則でのらりくらりとかわす投球の技巧派左腕。もう中嶋(日)と二人だけとなってしまった阪急ブレーブスの生き残りで、プロ生活20年、4球団を渡り歩いたベテラン投手。
高校からドラフト1位でプロ入り。入団当時は快速球を誇るも、制球が悪く素質を活かすことが出来ず。チームを転々とした遠因はここにある。90年に6勝2セーブで台頭するも翌年からはまた制球難で低迷。いつしか期待は大幅に薄れ、低迷期が続いた。移籍したダイエーでも登板機会はほとんどなく、この間故障で肝心のスピードも低下してしまった。戦力外を拾われたヤクルトでもチャンスを貰いながら結果は散々で、このまま消え去るかと思われた。
しかし99年に大きな転機を迎える。衰えた速球をカバーするためにサイドスローに挑戦。時に上、時に横と使い分ける変則投法で先発に割って入り、突然自己最高の9勝をマーク。目先を変えただけで長続きはせず、翌年には早くも見切られてしまったが、この成功が選手寿命を大幅に伸ばすことにつながった。
変則投法にさまざまな球種を駆使して、懸命にしのいで打たせて取るタイプ。ただ技巧派としてはムラがあり、あまり緻密ではないのが難点。ロッテに移った02年は良かったが、慣れられるとその後は不安定な時期が続いた。
ただこの選手の本領はここから。徐々に落ちていた成績を05年に向上させ、近年はビハインドゲームを任せられる投手として完全に定着。あれほど制球の悪かった投手が随分四球が少なくなり、味のある投球を見せるようになった。06年はパッとしなかったが昨年はまた成績向上。藤田の不振もあって出番が増え、20年目にして自己最多更新の43試合登板。ベテラン健在を見せ付けた。
ビシッと抑えるタイプではないため安定感は高いとは言えないが、淡々と役割をこなしている。間違いなく晩成選手の一人で、すでにロッテ移籍から6年が経過。これほど息の長い選手になるとは予想外だった。今季で40歳だがまだ体力も充分に感じられる。依然として貴重な戦力。
高木 康成
技巧派左腕、球種多彩型
|
左投左打 |
|
| 静岡高 |
近鉄00ドラフト2位〜04、オリックス05〜 |
| 年度 |
球団 |
試合 |
完投 |
勝利 |
敗戦 |
セーブ |
投球回 |
被安打 |
被本塁 |
奪三振 |
四球 |
死球 |
暴投 |
自責点 |
防御率 |
| 05 |
オリックス |
8 |
0 |
1 |
3 |
0 |
17 1/3 |
20 |
5 |
11 |
11 |
1 |
2 |
12 |
6.23 |
| 06 |
オリックス |
21 |
0 |
0 |
1 |
0 |
19 2/3 |
23 |
2 |
19 |
8 |
0 |
0 |
7 |
3.20 |
| 07 |
オリックス |
54 |
0 |
4 |
3 |
0 |
55 |
48 |
3 |
47 |
18 |
1 |
2 |
16 |
2.62 |
| 通算 |
8年 |
134 |
0 |
11 |
17 |
0 |
226 1/3 |
206 |
21 |
186 |
96 |
6 |
11 |
98 |
3.90 |
非常に落差の大きいカーブで甲子園でも活躍した左腕。その変化量はプロの打者からも空振りが奪えるレベル。
2年目の01年に初の一軍マウンドに立ったが、結果は散々。しかし02年途中からリリーフで台頭。終盤には先発もこなし、防御率2点台とかなりの好成績を残した。もともと期待の大きかった投手だが、予想よりも早い成長を見せた。
高校時代からストレートは速くなく、プロ入り後も球速はむしろ落ちたかもしれないほど。スピードには欠けるが独特の軌道を描くカーブの切れは抜群。さらに他の球種も多彩で、変化球投手として存在感を見せている。
03年故障で一軍登板なく、これ以降ちょっと足踏みが続いていた。良くなりかけていた制球がまた悪化していたが、昨年久々に再浮上。リリーフ専念で好投を見せ、自己最多、チームでも加藤大に次ぐ54試合に登板。リリーフ左腕の一番手として活躍を見せた。4勝も自己最多で、重要な戦力に。
なかなか一軍に落ち着かなかった選手だが、どうやら一本立ち。左打者に打たれている点は大きな不満だが、四球が減ったのは好印象。この勢いを持続したい。
高橋 聡文
速球左腕、体力不安型
|
左投左打 |
|
| 高岡第一高 |
中日02ドラフト8巡〜 |
| 年度 |
球団 |
試合 |
完投 |
勝利 |
敗戦 |
セーブ |
投球回 |
被安打 |
被本塁 |
奪三振 |
四球 |
死球 |
暴投 |
自責点 |
防御率 |
| 05 |
中日 |
61 |
0 |
2 |
1 |
0 |
44 1/3 |
55 |
4 |
56 |
20 |
5 |
3 |
23 |
4.67 |
| 06 |
中日 |
26 |
0 |
1 |
3 |
0 |
14 |
19 |
2 |
10 |
9 |
1 |
1 |
16 |
10.29 |
| 07 |
中日 |
25 |
0 |
1 |
0 |
0 |
27 2/3 |
29 |
4 |
27 |
10 |
3 |
1 |
13 |
4.23 |
| 通算 |
6年 |
136 |
0 |
4 |
5 |
0 |
108 |
120 |
12 |
114 |
51 |
9 |
5 |
59 |
4.92 |
高卒3年目の04年急成長で実績を残した左腕。落合監督の戦力積極活用の波に乗った格好で、ここまで実績ゼロの若手が一気に浮上した。
ドラフト8巡で入団したように当初はほぼ無名。高校時代から故障を引きずっており、1年目はリハビリでファームでも登板なし。2年目も二軍で9試合に投げただけだった。しかし04年は開幕直後からいきなり一軍登板。速球と切れのいいスライダーで、特に前半はショートリリーフで非常にいい働きを見せた。奪三振の多さは切れの良さを物語る。
さすがに夏場はばてて乱調気味だったが、それでも秋にはしっかり回復。そして05年はさらに存在感が増した。左腕から150kmに迫る速球を繰り出し、左のメインリリーフとしてチーム最多の登板数を記録。特に前半は安定感も高く、左打者をきっちり封じて欠かせない戦力として一本立ち。
スピードがあって、三振が奪えるのは大きな魅力。ただここ2年はあまり印象が良くなく、ちょっと停滞気味。06年は前年後半からの不調を引きずり散々な成績。昨年は持ち直し奪三振率も回復したが、登板の多かった終盤は失点がかさんでしまった。
体力に難がある投手で、なかなかフルシーズン活躍できない。また依然として制球不安も残っている。あまり05年から課題を克服できていないのはやはり伸び悩みと映ってしまう。もう一歩前進できればかなりの戦力になるが。
高橋 建
ベテラン左腕、晩成型
|
左投左打 |
|
| 横浜高〜拓大〜トヨタ自動車 |
広島95ドラフト4位〜 |
| 年度 |
球団 |
試合 |
完投 |
勝利 |
敗戦 |
セーブ |
投球回 |
被安打 |
被本塁 |
奪三振 |
四球 |
死球 |
暴投 |
自責点 |
防御率 |
| 05 |
広島 |
14 |
0 |
0 |
2 |
0 |
26 2/3 |
43 |
7 |
14 |
9 |
1 |
1 |
28 |
9.45 |
| 06 |
広島 |
54 |
0 |
2 |
3 |
0 |
46 |
46 |
9 |
40 |
16 |
1 |
0 |
24 |
4.70 |
| 07 |
広島 |
22 |
0 |
5 |
4 |
0 |
112 |
116 |
18 |
74 |
36 |
5 |
3 |
46 |
3.70 |
| 通算 |
13年 |
412 |
21 |
58 |
82 |
5 |
1314 |
1357 |
197 |
978 |
461 |
36 |
42 |
627 |
4.29 |
今季で39歳になるベテランサウスポー。なかなか役割が固定されずにいたが、30歳を過ぎてから先発で一本立ち。
若い頃は150km近くの速球を誇り、球種も豊富。入団当初から先発として期待されていたが、1シーズン好調が持続しない面があってなかなか壁を打ち破れなかった。投手層の薄さから起用も一貫せず、先発にリリーフにと便利屋的登板。毎年主力で投げていたが、00年までは5勝が最高。
やや宝の持ち腐れという印象もあったが、01年ようやく先発に固定。するとローテーションを一年間維持し、いきなり二桁勝利で左のエースとなった。02,03年は9勝止まりも防御率は良化。遂に真の能力を発揮したと言える。
ベテランの年齢になってもなお速球派であり、ボールは非常に若い。球種も多彩で好調時には手がつけられない。ただ若い頃から不調が長引く傾向があり、特に春先に好調で夏場にばてることが多く、勝てない状態からなかなか立ち直れない。一度落ち込むと回復が難しいタイプ。
遅咲きといえる投手だが、三十代後半に入った04年3勝10敗と散々な成績。05年はさらに大きく落ち込み、4度の先発はすべてKO、リリーフに廻っても毎試合のように失点とボロボロの状態に。夏場には故障で離脱し、入団以来初めて1勝もできず。
年齢的にもここが限界かとも思われたが、06年はリリーフで少し持ち直し、6年ぶりに50試合以上登板。内容は決して良くはなかったが、どん底の不振からは脱出した。昨年は4月末に昇格すると久々に先発に廻り、以降シーズン最後までローテーションを維持した。だいたい5回までの登板ということで5勝、半分以上が勝ち負け付かずの状態だったが、地味ながらもベテラン健在をアピール。
一度大きく落ち込んだこともあり、年齢からも高望みはしづらいが、苦しいチーム事情だけにこのタフさは貴重。佐々岡引退で今季は投手陣最年長となる。まだまだ一線で投げ続けるか。
高橋 尚成
実戦派、総合力型
|
左投左打 |
最優秀防御率(07)、ベストナイン(07) |
| 修徳高〜駒大〜東芝 |
巨人00ドラフト1位〜 |
| 年度 |
球団 |
試合 |
完投 |
勝利 |
敗戦 |
セーブ |
投球回 |
被安打 |
被本塁 |
奪三振 |
四球 |
死球 |
暴投 |
自責点 |
防御率 |
| 05 |
巨人 |
27 |
4 |
8 |
12 |
0 |
163 |
171 |
18 |
135 |
48 |
4 |
1 |
81 |
4.47 |
| 06 |
巨人 |
35 |
0 |
2 |
6 |
15 |
62 |
70 |
10 |
51 |
15 |
1 |
1 |
34 |
4.94 |
| 07 |
巨人 |
28 |
2 |
14 |
4 |
0 |
186 2/3 |
168 |
21 |
141 |
50 |
2 |
1 |
57 |
2.75 |
| 通算 |
8年 |
197 |
20 |
61 |
55 |
15 |
1023 |
997 |
127 |
812 |
293 |
25 |
16 |
427 |
3.76 |
目立つ部分は少ないが、バランスの良い実戦派の左腕投手。入団1年目からローテーションに定着、新人王を争い即戦力の名に恥じない結果を残した。非常に良くまとまったタイプで、ブルペンよりも試合でこそ活きるタイプ。
武器はスクリューボールだが、それほどそれには頼っていない。真っ直ぐはそれほど速くなく突出した力は感じないが、総合的に破綻した部分が無い。制球も良く、ローテーションの3,4番手で存在感を発揮するタイプ。
01年はやや伸び悩み、途中中継ぎに廻されたりもしたがそれでも結局9勝。02年は一年先発に固定され、念願の二桁10勝を達成した。ここまではかなり順調だったが、しかし03年故障で後半戦を丸々棒に振ってわずか4勝。ここからしばらく不調に。
04年復帰はしたものの、夏場に好調も9月に入るとKOの連続と出入りの激しすぎるシーズン。結果10敗を喫してしまった。この波が激しい傾向は翌年も続き、前半はなかなか勝てず、7月以降で7勝も序盤KOを喫する試合も目立つなど安定感には欠けたままだった。06年はファウルボール直撃で右頬骨折のアクシデントに見舞われ、先発から脱落。後半は不調の豊田に代わって抑えで起用され15セーブを挙げたが、安定感には欠け成功したとは言いがたい内容だった。
しばらく停滞状態が続き期待値も低下していたが、昨年突然の大変身。開幕ローテーションに入ると2連続完封を含む5連勝をマーク。その間の失点わずか3という途轍もない快投を見せた。その後も快進撃は続き、6月中に5年ぶりの二桁勝利到達。同じく左腕の内海とともにチームを引っ張る活躍を見せた。
後半は少し勢いに陰りも見えたが、近年のような乱調には陥らず最終的に自己最多の14勝、グライシンガーを振り切り防御率タイトルに輝いた。あれほど不安定だった投手が別人のような働きでリーグ優勝の原動力となった。
ここ数年雑になっていた投球だったが、切れが戻ると同時に丁寧さも取り戻した印象。後半勝てない状態が続いたことに一抹の不安も感じるが、これは大きな自信になったはず。限界突破の一年をぜひとも継続していきたいところ。やはり先発のほうがいい投手。
宮 和也
即戦力左腕、乱調型
|
左投左打 |
|
| 大体大浪商高〜徳山大〜ホンダ鈴鹿 |
横浜06希望枠〜 |
| 年度 |
球団 |
試合 |
完投 |
勝利 |
敗戦 |
セーブ |
投球回 |
被安打 |
被本塁 |
奪三振 |
四球 |
死球 |
暴投 |
自責点 |
防御率 |
| 06 |
横浜 |
18 |
0 |
2 |
6 |
0 |
55 1/3 |
74 |
8 |
29 |
19 |
1 |
0 |
42 |
6.83 |
| 07 |
横浜 |
22 |
0 |
0 |
0 |
0 |
18 2/3 |
27 |
4 |
12 |
9 |
2 |
3 |
16 |
7.71 |
| 通算 |
2年 |
40 |
0 |
2 |
6 |
0 |
74 |
101 |
12 |
41 |
28 |
3 |
3 |
58 |
7.05 |
希望枠入団の投手。社会人で活躍した左腕で、先発でも中継ぎでも、とにかく即戦力を期待されてのプロ入り。
1年目開幕一軍入りと期待は大きかったが、成績は期待はずれ。しばらく先発で廻ったがKOが続き、リリーフに廻っても7月以降の5試合で8失点と散々な結果に終わった。汚名返上を期した昨年だったが、結果はまたもボロボロ。リリーフで前年より登板数は増えたが内容は悪化。特に最後の4試合は10失点と大炎上し、後半は完全に二軍暮らしに終わった。またも戦力とはなれず。
どうも悪い時が非常に極端で、とことん打ち込まれてしまう。被打率は3割台後半、四死球も多いではあまりにもいいところがない。二軍でもパッとせず、これでは少し厳しい。若手とは言えない年齢で、今季も結果を出せないようではさすがに問題。どうもこのところ横浜は、即戦力と見込んだ投手が誤算続きだが…。
竹岡 和宏
苦労人、一芸型
|
右投右打 |
|
| 守山高〜近大〜日本IBM〜中山硬式野球クラブ〜米3A |
ダイエー/ソフトバンク04ドラフト8巡〜 |
| 年度 |
球団 |
試合 |
完投 |
勝利 |
敗戦 |
セーブ |
投球回 |
被安打 |
被本塁 |
奪三振 |
四球 |
死球 |
暴投 |
自責点 |
防御率 |
| 05 |
ソフトバンク |
16 |
0 |
1 |
2 |
0 |
23 1/3 |
22 |
1 |
12 |
9 |
2 |
1 |
6 |
2.31 |
| 06 |
ソフトバンク |
22 |
0 |
1 |
0 |
0 |
28 2/3 |
31 |
1 |
10 |
6 |
2 |
0 |
6 |
1.88 |
| 07 |
ソフトバンク |
7 |
0 |
0 |
0 |
0 |
12 |
7 |
0 |
5 |
3 |
0 |
0 |
2 |
1.50 |
| 通算 |
4年 |
58 |
0 |
4 |
2 |
0 |
92 |
91 |
3 |
37 |
36 |
7 |
4 |
33 |
3.23 |
04年29歳でプロ入りを果たした遅れてきた投手。社会人やクラブチーム、さらにアメリカに渡ってマイナーで揉まれた苦労人で、テストで認められてのプロ入り。
最大にして唯一の持ち味は、長身のサイドスローから繰り出すツーシーム。自分でも変化が完全に予測できないという癖球で、これでひたすら散らして打ち取るのがスタイル。球威はなかなかあって、好調だとかなり打ちづらい。
ドラフト8巡でも一芸が認められ、開幕から一軍入り。一時は非常に好調で、まさかの先発で勝利投手になるなど、1年目としては上出来の成績。2年目の05年も序盤は健闘し、防御率を大幅に向上させた。
課題は幅の狭さで、武器がほぼツーシームしかないため、粘られると非常に苦しい。自分でも変化が予測できないということは、制球も当然アバウトということで、とんでもなく甘いところに投げてしまうこともしばしば。
06年は自己最多の22試合に登板。内容も悪くなかったが昨年は終盤に7試合に投げたのみ。敗戦処理中心で成績は良くともあまりベンチの信頼を掴めていない。やはり幅の狭さと制球のアバウトさが信用しきれない原因で、使えば面白そうな投手ではあるのだが怖さも残る。今季で33歳になり、一軍定着を果たしたいところだが。
武田 久
小兵リリーフ、セットアップ型
|
右投左打 |
最優秀中継ぎ(06) |
| 生光学園高〜駒大〜日本通運 |
日本ハム03ドラフト4巡〜 |
| 年度 |
球団 |
試合 |
完投 |
勝利 |
敗戦 |
セーブ |
投球回 |
被安打 |
被本塁 |
奪三振 |
四球 |
死球 |
暴投 |
自責点 |
防御率 |
| 05 |
日本ハム |
23 |
0 |
2 |
0 |
2 |
34 1/3 |
23 |
1 |
21 |
4 |
1 |
0 |
3 |
0.79 |
| 06 |
日本ハム |
75 |
0 |
5 |
3 |
3 |
81 2/3 |
71 |
1 |
61 |
8 |
4 |
0 |
19 |
2.09 |
| 07 |
日本ハム |
64 |
0 |
7 |
6 |
2 |
74 1/3 |
68 |
2 |
53 |
16 |
6 |
1 |
20 |
2.42 |
| 通算 |
5年 |
182 |
0 |
15 |
9 |
7 |
215 1/3 |
179 |
4 |
153 |
43 |
12 |
1 |
53 |
2.22 |
05年から台頭、ここ2年大車輪の活躍でチーム連覇に大きく貢献したセットアッパー。公称身長170cmとかなり小柄ながら、勢いのある投球が特徴。
即戦力として入団も当初はいまいちパッとせず、1年目は13試合に登板も2年目は結果が出ず。05年も夏場までは二軍暮らしだった。しかし一軍昇格するとそこから急台頭。8月の下旬からシーズン終了まで15試合、22イニング連続無失点と抜群の安定感を発揮し、一気に勝ちパターンの継投に割って入った。右打者を圧倒的に抑えて、抑えを任せてもいいほどの存在感を見せ付けた。
小さな体でも躍動感のあるフォームで、思い切り前に踏み込んでの速球は伸び上がってくる威力。四死球が非常に少なく、投球テンポの良さも持ち味。どんどん攻め込んでくる活きのいいピッチング。
前年来の勢いに乗った06年は、まさに大飛躍の一年。開幕からセットアッパーとして全力回転し、両リーグトップの75試合登板に45ホールドを記録、見事にタイトルに輝いた。これだけ投げて、被本塁打は5月の一本のみ。抜群の安定感でチームの優勝にはなくてはならない存在となった。
疲労が懸念された昨年も不動の存在として活躍。夏場に4敗を喫するなどだいぶ調子を落とし、通年でも四死球が倍増するなどさすがに前年に比べれば少し落ちたが、最後は13試合連続無失点と立て直した。タイトルには届かなかったがリーグ2位の35ホールドを記録。
打線が弱く接戦続きのチームにあって勝敗の鍵を握る重要な存在。蓄積疲労はやはり気になるが、今季も当然活躍を見込まれる。攻めの投球で味方に勢いを引き込める投手。
武田 勝
技巧派左腕、両刀型
|
左投左打 |
|
| 関東一高〜立正大〜シダックス |
日本ハム06ドラフト(大・社)4巡〜 |
| 年度 |
球団 |
試合 |
完投 |
勝利 |
敗戦 |
セーブ |
投球回 |
被安打 |
被本塁 |
奪三振 |
四球 |
死球 |
暴投 |
自責点 |
防御率 |
| 06 |
日本ハム |
29 |
0 |
5 |
2 |
1 |
84 |
68 |
5 |
54 |
15 |
3 |
1 |
19 |
2.04 |
| 07 |
日本ハム |
35 |
1 |
9 |
4 |
0 |
149 |
113 |
18 |
101 |
17 |
6 |
0 |
42 |
2.54 |
| 通算 |
2年 |
64 |
1 |
14 |
6 |
1 |
233 |
181 |
23 |
155 |
32 |
9 |
1 |
61 |
2.36 |
先発にリリーフに活躍を見せる左腕。社会人からプロ入りし、即戦力として優勝への大きな戦力となった。
28歳でプロ入りの遅咲き。パッと見凄みのあるタイプではないが、変則気味のフォームから丁寧にコーナーを突く投球が持ち味。巧さを感じさせる投手で、スライダーやシュートを駆使して淡々と抑えていく。
1年目は貴重なリリーフ左腕として開幕一軍入りし、安定した投球を披露。6月以降は先発でも投げるようになり、途中指骨折で離脱を挟んだものの安定感の高い投球を見せた。チームの苦しいところを補う活躍。
2年目の昨年はさらに飛躍。シーズン当初はリリーフだったが、先発不足を補うため5月末から先発に。そこから圧倒的な安定感を見せ、後半は完全にローテーションの中心に収まった。一時は防御率タイトルが視界に入る活躍で、グリンと並びチームでは2番目となる9勝をマーク。先発として強い印象を残したが、リリーフ17登板はチームの左腕で最多。どちらでも落ち着いた投球が光った。
さすがに疲れたのか8月以降は防御率3点台後半と調子を落とし、その状態のままポストシーズンではいいところなくボロボロだった。しかしシーズン中決して順調ではなかった投手陣を二つの役割で支えた貢献度は非常に大きい。体調次第だが基本的には大崩れしない投手で、自分の持ち味を心得ている。今季はどちらでいくか、いずれにしても欠かせない存在。
館山 昌平
便利屋右腕、両刀型
|
右投右打 |
|
| 日大藤沢高〜日大 |
ヤクルト03ドラフト3巡〜 |
| 年度 |
球団 |
試合 |
完投 |
勝利 |
敗戦 |
セーブ |
投球回 |
被安打 |
被本塁 |
奪三振 |
四球 |
死球 |
暴投 |
自責点 |
防御率 |
| 05 |
ヤクルト |
25 |
1 |
10 |
6 |
0 |
150 1/3 |
151 |
14 |
105 |
28 |
4 |
1 |
66 |
3.95 |
| 06 |
ヤクルト |
44 |
0 |
2 |
5 |
5 |
79 2/3 |
98 |
7 |
61 |
21 |
8 |
2 |
35 |
3.95 |
| 07 |
ヤクルト |
45 |
2 |
3 |
12 |
5 |
127 2/3 |
129 |
14 |
115 |
39 |
10 |
5 |
45 |
3.17 |
| 通算 |
5年 |
124 |
3 |
15 |
26 |
10 |
408 |
429 |
46 |
318 |
98 |
25 |
8 |
175 |
3.86 |
05年先発入りし10勝を挙げた右腕。「松坂世代」の一人で、大学時代は横浜入りした堤内と両輪。
1年目は1勝も出来なかったが9試合に先発など期待は受けていた。しかし2年目は肘の故障で丸一年離脱。二軍のマウンドにも立てずに終わった。完全にブランクが空いてしまったが、05年一気に大躍進。開幕からローテーション入りし、交流戦で4勝をマーク。そのまま一年間先発に安定し、見事二桁勝利を達成した。後半はいまいち勝ち星につながらなかったものの、終盤5試合はすべて2失点以内に抑えるなど、かなりの安定感を見せた。
プロ入り後に腕を下げてスリークォーターに。スライダーがメインの武器で、力に頼らないクレバーな投球スタイルが持ち味。05年は四球が非常に少なく、制球力の高さも感じさせた。
学生時代から故障の多い投手で、06年は肘の手術の影響で出遅れ。復帰するも先発ではいまいちで後半は完全にリリーフに。この両刀使いは昨年も続き、リリーフでスタート、途中先発、最後は抑えとめまぐるしいシーズンに。先発の内容はかなり良く15試合を3点そこそこの防御率にまとめていたのだが、援護にさっぱり恵まれず3勝9敗と大きく負け越してしまった。終盤は高津の不振から空位となっていたクローザー役に。最終的に12敗を喫してしまったが、これほど負ける内容ではなく運がなかった印象。
リリーフとしては完全に信頼し切れない投球で、暫定抑えの域は出なかった。完投能力もあり、先発のほうが適性は高いかもしれない。めぐり合わせ次第で二桁勝つ力は充分にある。蓄積疲労には注意。
建山 義紀
サイドスロー、リリーフ型
|
右投右打 |
最優秀中継ぎ(04) |
| 東海大仰星高〜甲賀総合科学専門学校〜松下電器 |
日本ハム99ドラフト2位〜 |
| 年度 |
球団 |
試合 |
完投 |
勝利 |
敗戦 |
セーブ |
投球回 |
被安打 |
被本塁 |
奪三振 |
四球 |
死球 |
暴投 |
自責点 |
防御率 |
| 05 |
日本ハム |
45 |
0 |
4 |
6 |
2 |
51 1/3 |
50 |
10 |
35 |
8 |
2 |
1 |
21 |
3.68 |
| 06 |
日本ハム |
46 |
0 |
3 |
3 |
0 |
47 |
42 |
6 |
30 |
10 |
2 |
1 |
16 |
3.06 |
| 07 |
日本ハム |
7 |
1 |
2 |
4 |
0 |
41 |
33 |
7 |
31 |
9 |
5 |
0 |
19 |
4.17 |
| 通算 |
9年 |
276 |
4 |
28 |
32 |
21 |
491 2/3 |
457 |
70 |
333 |
118 |
20 |
7 |
198 |
3.62 |
立石と同期入団。名前も似ており同じサイドスローだが、タイプはやや異なる。こちらはリリーフメインで、球威ではなくボールの切れで抑えるタイプ。一時はクローザーも務めた投手。
入団当初は先発で、1年目の途中からローテーション入りし6勝。2年目も6勝を挙げたが防御率が大幅悪化。当時は深刻な球威不足で、少々力の限界が見えた印象。01年は完全な低迷。ほぼ一年間一軍から離れ、二軍でもいい成績は残せなかった。
しかし02年以降、リリーフに専念することで大躍進。かつてよりも球威が増し、さらに切れ味抜群の投球で一気に信頼を掴み取った。02年終盤から抑えにも起用され、03年は故障で開幕出遅れも復帰後は完全にストッパー。リーグでは豊田に次ぐ安定感で君臨し、完全にリリーフの軸となった。
サイドから繰り出すボールは、スピードだけでなくスライダーやシンカーも絶品。何より目を見張るのは四球の圧倒的な少なさで、03年以降急激に減った。もちろん抑えでもいける力は持っている。
04年春先不振が続きファーム落ち。抑えの地位を横山に譲ったが、6月復帰後はセットアッパーとして定着。最多ホールドのタイトルにも輝いた。これ以降3年連続40試合以上登板。主力リリーフとして活躍したが、ただ一時の安定感から見るとムラッ気が強まり不安定になった印象も。05,06年は登板数の割に影が薄かった。
昨年は志願の先発再挑戦。しかし大きな落とし穴が待っていた。開幕からローテーション入りも3連敗など状態は今ひとつで、さらに5月中旬に右足を痛めて降板。そのまま二軍落ちし最後まで戻れずに終わってしまった。シーズン7試合は自己最少の登板数。非常に寂しいシーズンに終わった。
活躍期も開幕出遅れが続くなどどうもフルシーズン働いてくれない傾向がある。近年の不安定さもそうだが、何よりの課題は体調維持にありそう。今季は改めて先発での巻き返しを狙うが、昨年のような投球内容では心もとない。不用意な球が増えた気がするのだが…。
田中 将大
大物新人、大器型
|
右投右打 |
新人王(07) |
| 駒大苫小牧高 |
楽天07ドラフト(高)1巡〜 |
| 年度 |
球団 |
試合 |
完投 |
勝利 |
敗戦 |
セーブ |
投球回 |
被安打 |
被本塁 |
奪三振 |
四球 |
死球 |
暴投 |
自責点 |
防御率 |
| 07 |
楽天 |
28 |
4 |
11 |
7 |
0 |
186 1/3 |
183 |
17 |
196 |
68 |
7 |
10 |
79 |
3.82 |
| 通算 |
1年 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
高校時代、2年生エースとして全国制覇、3年次には早実と決勝再試合の死闘を演じた怪物右腕。昨年のルーキーで最も注目を集めた一人。
高卒ながら即戦力の期待も大きく、1年目から開幕ローテーション入りを果たした。初登板は2回持たずに6失点KOと散々なものだったが、4試合目に初勝利を完投で記録。ここから年齢に似ぬ大物振りを発揮。先発の座を守り続け、オールスターまでに7勝。岩隈が故障がち、一場が前半さっぱりという状況から自然と先発の中心となり、いきなりエースの活躍を見せた。高卒新人としては松坂以来の10勝到達、これは楽天史上初の二桁勝利でもあった。前評判以上の活躍で新人王獲得。
150kmに迫る速球以上に際立つのが鋭く大きく曲がるスライダー。すでにプロでも一級のレベルにある勝負球で、奪三振はリーグ2位。率では1位のダルビッシュを上回った。またこの投手の非凡なところはボール先行のカウントでも平然と臭いコースに投げ込めること。前半は非常に四死球も多めだったのだが、ピンチにも攻めの投球を展開する気の強さが光った。
11勝のうち5勝が対ソフトバンク戦。対戦防御率は4点台中盤とどちらかといえば打ち込まれていたのだが、田中登板時は味方打線の異様な粘り強さが目に付いた。ビハインドでもしぶとく食いつき逆転と、11勝は援護に助けられた面も強いが、それでもいきなりのチーム勝ち頭は堂々たるもの。チームの新たな顔、スターとして最高のデビューを飾り、今後が非常に楽しみな逸材。後半本格化の兆しを見せた一場や実績ある岩隈とうまく絡めば、楽天の先発陣はかなり強力に。
谷中 真二
総合力、便利屋型
|
右投右打 |
|
| 泉州高〜小西酒造 |
西武97ドラフト3位〜01途中、阪神01途中〜03、オリックス04、楽天05〜07、西武08〜 |
| 年度 |
球団 |
試合 |
完投 |
勝利 |
敗戦 |
セーブ |
投球回 |
被安打 |
被本塁 |
奪三振 |
四球 |
死球 |
暴投 |
自責点 |
防御率 |
| 05 |
楽天 |
21 |
0 |
0 |
0 |
0 |
25 1/3 |
44 |
3 |
11 |
15 |
2 |
1 |
23 |
8.17 |
| 06 |
楽天 |
20 |
0 |
0 |
2 |
0 |
26 1/3 |
33 |
3 |
12 |
15 |
6 |
2 |
15 |
5.13 |
| 07 |
楽天 |
2 |
0 |
0 |
0 |
0 |
3 |
9 |
1 |
2 |
1 |
1 |
0 |
6 |
18.00 |
| 通算 |
11年 |
222 |
5 |
21 |
25 |
0 |
477 2/3 |
538 |
55 |
221 |
198 |
48 |
15 |
238 |
4.48 |
先発もリリーフもこなす便利屋型の投手。強気の攻めが持ち味で、球種も多彩。ただ不用意に力押しする面が強く、あまり信頼は置けない投手。
西武時代にもボチボチ登板機会はあったが、これといった特徴に欠けるタイプであまり目立つ存在ではなかった。なかなか出番もなく、00年に32試合に登板したのが初めての実績らしい実績。しかし阪神に移籍した翌年に一気に名を売った。巡ってきた先発の機会で伸び伸びとしたピッチングを披露し、後半は完全にローテーション定着。安定感を見せて7勝をマークし一軍完全定着を果たした。翌02年は先発に中継ぎにフル回転し、前年ほどではないが堅実な成績を残した。
どうやら完全一本立ちかと思われたが、しかし03年から内容が急激に悪化。変にむきになる傾向が出始め、5点台の防御率と散々だった。オリックスに移籍した04年も良くなるどころかさらに悪くなり、自己ワーストの数字を更新。徹底的に打ち込まれ、投手陣崩壊の一端を担ってしまった。
はっきりストレートを狙い打たれているのはかなり問題。年々投球が愚直というか無策になりすぎている気がする。球威が平凡なのに力勝負にいっては格好の餌食となってしまうのだが。
分配ドラフトで05年からは楽天へ。しかし低落傾向に歯止めはかからない。この内容では敗戦処理としても失格で戦力にならず。昨年は自己最少の2試合登板に終わり、しかもそのいずれにも失点とボロボロ。シーズン後戦力外に。
死球の非常に多い投手で果敢に内角を攻めるのだが、それが全く怖がられていないのは大問題。古巣西武に7年ぶり復帰でクビはつながったが、近年の状態ではあまり期待できない。もっと慎重になれないと、どこでも投げられる「だけ」では先がない。
ダルビッシュ・有
長身右腕、エース飛躍型
|
右投右打 |
MVP(07)、沢村賞(07)、最多奪三振(07)、ベストナイン(07)、Gグラブ(07) |
| 東北高 |
日本ハム05ドラフト1巡〜 |
| 年度 |
球団 |
試合 |
完投 |
勝利 |
敗戦 |
セーブ |
投球回 |
被安打 |
被本塁 |
奪三振 |
四球 |
死球 |
暴投 |
自責点 |
防御率 |
| 05 |
日本ハム |
14 |
2 |
5 |
5 |
0 |
94 1/3 |
97 |
7 |
52 |
48 |
3 |
2 |
37 |
3.53 |
| 06 |
日本ハム |
25 |
3 |
12 |
5 |
0 |
149 2/3 |
128 |
12 |
115 |
64 |
6 |
5 |
48 |
2.89 |
| 07 |
日本ハム |
26 |
12 |
15 |
5 |
0 |
207 2/3 |
123 |
9 |
210 |
49 |
13 |
4 |
42 |
1.82 |
| 通算 |
3年 |
65 |
17 |
32 |
15 |
0 |
451 2/3 |
348 |
28 |
377 |
161 |
22 |
11 |
127 |
2.53 |
順調すぎる成長でエース、球界を代表する投手まで上ってきた大器。イラン出身の父を持つハーフで、高校下級生の頃から注目を集めていた。2年生時に甲子園準優勝、センバツでノーヒットノーランを記録と輝かしい実績を引っさげてのプロ入り。
190cmを越える長身とすらっとした体型は、手足が長く非常にスマートな印象。関節の柔らかさは天性のもので、類稀な素質の持ち主。1年目当初は育成ということで二軍にいたが、6月半ばに昇格すると8回2失点の好投でいきなり初勝利。早々とローテーション定着を果たした。14試合すべて先発で5勝をマークし、9月には完封も記録。いきなりその素質の高さを見せ付けた。
上々のデビューを飾り、ここ2年はまさにエースへの道を邁進。06年は開幕当初こそパッとしない状態でジンクスを懸念されるも、5月末に完投で3勝目を挙げると、ここから破竹の先発10連勝。特に優勝争いが白熱した8,9月に6勝を挙げる活躍で、八木とともに先発の両輪としてチームを引っ張った。最後まで連勝は止まらず、2点台の防御率で堂々の12勝。そして昨年は圧巻の投球。開幕投手を任され、フルシーズン先発の軸として回転。相手を寄せ付けない投球で連覇の大きな原動力となった。オールスターまでに7勝、後半はさらに凄みを増し、1点台前半の防御率で8勝。数では見劣りしていた先発陣だったが、層の薄さを感じさせなかったのはダルビッシュの存在あればこそ。圧倒的な成績でタイトルラッシュ、一気にプロを代表する存在に。
長いリーチは柔らかくしなり、腕が遅れて出てくる打ちづらい球質。そこから繰り出す150kmの速球は当てるのも難しく、昨年9度の二桁奪三振は球団新記録、日本シリーズでも2試合続けて二桁奪三振を記録した。また苦手がなく、昨年同一リーグとの対戦では4球団を1点台に抑え、唯一ソフトバンク戦も2点台。リーグ最多完投でわかるとおりスタミナも満点。
最多勝にはあと2勝届かず、防御率はわずか1アウトの差で成瀬に譲ったが、MVPに沢村賞は納得の選出。今季で22歳と非常に若い投手だが、すでに大投手の予感を抱かせる。今季は同級生の涌井に譲った最多勝を狙いたい。